2011年3月24日

■岩手県
岩手県災害ボランティアセンターにてミーティングを実施。
1.生活福祉資金貸付制度の窓口支援、2.災害ボランティアセンター運営支援、3.社会福祉協議会再建への寄り添いの3つを支援する方針を再確認。特に災害ボランティア活動支援プロジェクト会議からの支援者は災害ボランティアセンター運営支援と社会福祉協議会再建支援を重視し、特に災害ボランティアセンター運営支援ではNPOなどとの協働でのボランティアセンター運営体制作りに重点を置くことを確認しました。

大槌町
生活福祉資金貸付制度の受付場所を大槌高校内紫友館に移転。災害ボランティアセンターの拠点を中央公民館に設置。避難所運営サポートをしつつ、町内全域のボランティア活動を支援する予定。大槌高校に設置された避難所では高齢者に配慮した避難所運営を目指しています。県外派遣の保健師チームが大槌町社会福祉協議会と連携してエリアマップをチェックしながら地域の見回り活動を展開しています。

■宮城県
利府町災害ボランティアセンター
ボランティア受付開始。高校生など若者が多数活動しています。
他の市町村の災害ボランティアセンターも含めた仙南の資材置き場としての機能を果たしています。

石巻市災害ボランティアセンター
室内をボランティア待機場所、ボランティアマッチング場所に区分けて運営しています。
災害ボランティアセンター運営に地元のボランティア、高校生・大学生も参加しています。
NPO/NGOとも共有しての仙北地域の資材置き場としての機能も果たしています。

女川市災害ボランティアセンター
コンテナハウス2つと屋外軒下の机で運営しています。
社会福祉協議会は福祉避難所運営も行っています。
春休みで小中高生の親子は町外の親の実家へ行く動きが出てきています。
中越沖地震、能登地震の支援の際にも実施した「うるうるパック」の実施を検討しています。新学年が始まる子どもたち向けに学用品等の配布を検討しています。「子どもたちへのお絵かき帳などの提供による元気がでる支援をしたい」という希望も出ています。
町外避難者への復興情報提供が課題になっています。縁による助け合いの機運が強いなかで、支援ニーズの把握が困難。個別のニーズ把握をどうするかに苦慮しています。

南三陸町
町長が26日に災害ボランティアセンターの開設を宣言しました。災害ボランティア活動支援プロジェクト会議から災害ボランティアセンター運営に使用するテントの提供を調整しています。

■福島県
平田村
社会福祉協議会、行政等関係者、災害ボランティア活動支援プロジェクト会議からの支援者が災害ボランティアセンター設置の方向性等を検討しました。
顔の見える関係の中で助け合いができている地域で、村のボランティア連絡協議会約50が炊き出し等の活動中。民生委員が在宅高齢者へのニーズ調査中。

須賀川市社協
避難所には約1000人が避難されており、その6割は浜側から市内へ避難してこられた方々です。行政が避難所運営を行い、災害ボランティアセンターがボランティアコーディネートを行っています。
被災家屋の片づけボランティアのニーズも出てきています。今後もニーズの丁寧な掘り起こし・相談対応が必要となります。