2011年3月25日
■岩手県
陸前高田市
地元青年会議所と連携しての活動を調整。
災害ボランティアセンターの拠点としてのプレハブ設置が決定。資機材の調達について、災害ボランティア活動支援プロジェクト会議に依頼がありました。

釜石市
ボランティアが入れる倒壊家屋・被災エリアの規準づくりに向けた調整を開始しました。
岩手県立大学、神戸常盤短大学の活動受入調整、学生団体・県内団体と連携しての災害ボランティアセンター運営に向けた検討を実施しました。

大槌町
静岡県ボランティア協会の大槌町での活動開始に向けて調整。静岡県ボランティア協会は遠野町にプレハブのボランティアハウス設置予定とのことです。三重防災ネットからも大槌町での活動について相談がありました。

釜石市、大槌町、山田町、宮古市を巡回。大槌町・山田町の災害ボランティアセンター設置支援を行いました。

■宮城県
女川町
日本生協連とともに状況調査。未だ支援物資頼りの状況。
「新学年応援うるうるパック」について検討。「女性用コスメ類うるうるパック」のアイデアも出されており、検討しています。
3/29〜31に自衛隊、民生委員、自治会長などの地元リーダーが地域をまわり、避難所以外におられる方のニーズ把握とがれき倒壊の恐れのある場所の撤去など、在宅生活の不安解消、生活支援ニーズの把握をはかる予定。

気仙沼市
なにもない状況。宮城県社会福祉協議会の手配で事務用品等の供給、テントを設置しての災害ボランティアセンター開設を調整中。事務所機能用の資機材の要望が出ています。

塩竃市
避難所が4カ所に集約される予定です。避難者の意向によっては災害ボランティアセンターの拠点移動の可能性があります。

七ヶ浜町
電気が復旧しつつあります。それにあわせて避難所から自宅へ帰られる動きが出始めています。
災害ボランティア活動支援プロジェクト会議の幹事でもあるレスキューストックヤードのスタッフが中心となり災害ボランティアセンターの運営や避難所支援を行っています。社会福祉協議会の「ブロック派遣」のメンバーと協力し、七ヶ浜町社会福祉協議会の運営の立て直しができそうです。地元の高校生ボランティアの食事が不十分なため、レスキューストックヤードがボランティアむけ炊き出しも実施予定です。

南三陸町
スタッフ・ものとも全般に不足しています。社会福祉協議会ブロック派遣を重点的に配置する予定です。また宮城県内内陸部の社会福祉協議会からの支援を調整しています。
電気不足で17時半に暗くなり、治安も悪化しています。パソコン、長靴、角スコップ、運搬拠点用テントなどを涌谷町社会福祉協議会から借用し、拠点づくりを進めています。

宮城県災害ボランティアセンター
26日・27日に再度体制づくりを行います。社会福祉協議会だけではなく、多様な団体が協働してのボランティアセンターに向けて、協働団体への参画意向の確認などを行っています。

南三陸町・女川町は、県災害ボランティアセンターから距離があり、工事・交通量増で行き来に時間がかかるため、思うような支援が困難となっています。

■福島県
福島県災害ボランティアセンター
福島県災害対策本部の定例会議に出席。避難所の状況や保健師等の巡回状況について情報交換しました。
発災後2回目の福島県災害ボランティアセンター運営会議を開催しました。運営会議には青年会議所、日本赤十字社、NPO等が参加しています。福島県災害ボランティアセンターのミッションの再確認と、ストックヤードを郡山市と福島市に設置する方針が確認されました。
福島県社会福祉協議会、社会福祉協議会ブロック派遣、災害ボランティア活動支援プロジェクト会議のメンバーで打ち合わせを行い、災害ボランティアセンターの方向性を確認しました。災害ボランティア活動支援プロジェクト会議としては福島県社会福祉協議会が主体的に意思決定ができるようなサポートを目指します。そのための運営支援者間の情報共有・引き継ぎの方法等についても検討し、活動シートの作成、共通の引継書を作成するなどを検討しました。
老人施設協議会からの物資をいわき等7か所に配送しました。
ニーズ調査から介護に関するボランティア希望が7件挙っていました。