12月2日〜4日の3日間、「災害ボランティアセンター運営支援者研修」が開催されています。全国社会福祉協議会が主催、災害ボランティアセンター支援プロジェクト会議が共催で、災害ボランティアセンターの運営を支援するスタッフを養成するために開催されています。初日が終わって、参加者のみなさんからいただいた声をお伝えします。

もし地元が被災したら、災害ボランティアセンターを立ち上げるのはとても大切だと思っていましたが、こんなメンバーが来てくれるならとても安心。私たちは地元の人への支援に徹することができる。

(S市Sさん)

■私の学びの原点
ブロック派遣で参加したとき、意見を求められても答えられず悔しかったのが私の学びの原点です。(U社協Uさん)
災害があまりない県なのでのんびりしているのですが、これではいけないと思い参加しました。初心者ですがたくさん本を読んで勉強してきました。(T県社協 Uさん)
被災地に行きたい気持ちはあるのに、上司にビビってしまって動けない自分がもどかしい。(W市社協Tさん)
熱意をもった職員が自発的に支援に行ける仕組みを作りたい!(O県Dさん)
いくら話を聞いても現場に行かないとわからないことがあります。(S社協Hさん)
佐用町での支援に参加し、水害被害を見てきました。もっと知らないといけないと思って参加しました。

■あの日の体験が教えてくれた
本業は消防士ですが、中越地震でのボランティア活動をきっかけに市民防災の重要性を知りました。専門職とボランティアとの二通りのアプローチで防災に取り組んでいます。(NPO Mさん)
中越地震の川口町災害VCで一緒に活動した人たちに、何年振りかにここで出会えてうれしく思います。覚えていますか?これをきっかけに今後ともよろしくお願いします。(O市社協 Mさん)
この夏の水害のとき、全国からの支援にとても感動しました。自分自身が災害にあったことでネットワークの大切さや、こうした研修の必要性を感じました。(Y市社協Oさん)

■活きたネットワークに!
研修で得た知識やネットワークを地元に持ち帰って、私たちらしい協働の姿を目指したい。(NPO Wさん)
復興が進むにつれ、毎日苦情のメールが多くなったが、全国の支援者からの励ましに元気がもらえるんだ(H市Uさん)

■研修会への期待や要望
地元で大学生のボランティア意識、モチベーションを上げるにはどのようにすればよいか悩んでいます。その解決の糸口を研修会でつかめたらいいなぁ。(某市Sさん)
災害支援NPOからの話で「平常時の地域福祉を進めておくように」と言われたが、社協側からその言葉を聞きたかった。(市社協Iさん)
普段座っての業務が多いので、研修では積極的にワークショップをやってほしい。初日は座学だったので、ワークショップを1つ入れてほしかった。

■熱い想いを地元に届けたい
ある社協VCの課長クラスの人が「災害VCは物資仕分けをしていればいい」と言って愕然としたことがある。そのような中、地元でこの研修を役立てるか悩みながら出会ったが、何かが変わることを期待して参加した。(NPO Tさん)
社協が災害VCに取り組む意義に気付けた。(K社協Kさん)
平常時の取り組みこそ大切だということが改めてわかった。(K市社協 Nさん)
社協職員の意識・関心に差がある現状に、この研修から帰ってからどう響かせようか考えている。(町社協Kさん)
研修で得た熱い想いを地元に届けたい!(T社協Kさん)
災害ボランティア活動は小地域ネットワーク推進の切り口!(M社協Sさん)